在宅療養支援診療所とはどういうところなのか?また、その種類はいくつあるのか?

今回は在宅療養支援診療所について種類別にご紹介いたします。

在宅療養支援診療所とは?単独型、連携型って?

在宅療養支援診療所とは?

抱えている疾患により通院が難しく、自宅療養をしている患者様に対して、

医師が定期的にご自宅や有料老人ホーム、グループホームなどに訪問し、

診療や診察を行う医療施設のうち、所定の施設基準を満たした施設のことを指します。

所定の施設基準とは、

  • 24時間365日体制で往診、訪問診療が可能
  • 24時間365日体制で医師と連絡が取れる
  • 容体の急変した緊急時に入院の受け入れや、連携医療機関への入院の手配が可能
  • 地域の保険医療機関や福祉サービスと連携をとっている

など、多くの基準が設けられています。

在宅医療支援診療所と同じような医療施設で「在宅療養支援病院」というものもあり、主に在宅医療を行っている病院のことを指します。

施設内に入院機能があること以外は基本的に在宅療養支援診療所と同じです。

在宅療養支援診療所とは?

在宅療養支援診療所の特徴

在宅療養支援診療所は、医師が定期的に患者様のもとへ定期訪問する「訪問診療」や、容体の急変時などに必要に応じて訪問する「往診」などを行っています。

また、診療内容は通常の訪問診療等と変わらず、何か特別なことをするわけではありません。

具体的な診療内容は以下の通りです。

  • 体温や血圧、脈拍などの測定
  • 呼吸の状態や栄養の状態などの確認
  • 注射や点滴などの各種処置
  • 血液検査や尿検査などの各種検査
  • 胃ろうやカテーテルなどの処置や管理
  • 褥瘡(床ずれ)などの創傷処置
  • 薬の処方箋発行
  • 在宅酸素療法
  • 緩和治療や疼痛管理
  • ターミナルケア

等、基準をクリアした上で一般の訪問診療を行っている施設が在宅医療支援診療所になります。

在宅療養支援診療所の特徴

2012年に新設された「機能強化型在宅支援診療所」

在宅療養支援診療所は施設の規模や診療内容、実績、複数人の医療体制、往診や看取り等を基準に2つの区分に別れます。

基準がクリアできていない施設であっても、同程度の診療実績のある医療機関については評価されるようになっています。

機能強化型在宅支援診療所には、単独型と連携型で2種類あります。

1つずつ紹介いたします。

・単独型

単独型は、1つの医療施設で基準を満たしている施設のことを指します。

基準は以下になります。

  • 在宅療養支援診療所の基準を満たしている
  • 過去1年間で往診を10件、看取り等の実績が4件以上ある
  • 往診を担当する常勤医師が3名以上在籍している

単独型は、1つの施設で在宅医療に関する支援を行うことが可能となります。

しかし、1つの施設で基準を満たさなければならないので、小規模な施設にはかなり難しく困難です。

そのため、まだ該当する施設が少なく、単独型の機能強化型在宅療養支援診療所を希望する場合には、遠方の施設になってしまう可能性も高くなりますので注意が必要です。

・連携型

連携型は複数の施設が連携して、設置基準を満たしている機能強化型在宅療養支援診療所になります。

設置基準としては以下になります。

  • 10施設未満の診療所(200床未満の病院も含む)が在宅療養支援診療所の設置基準を満たしている
  • 連携の施設全体で往診を担当する常勤医師が3名以上在籍している
  • 過去1年の往診実績が10件以上、看取り実績が4件以上ある
  • 各医療施設に過去1年の往診実績が4件以上、看取り等の実績が2件以上ある

上記の通り、連携型の強化型在宅療養支援診療所の場合は、1つの施設での基準のハードルは低くなります。

そのため、現在では機能強化型在宅療養支援診療所と言われている施設のは連携型が多いです。

複数の施設が協力・連携して在宅医療を支えて、
単独型在宅療養支援診療所より施設が比較的多いので、在宅医療を行う環境が整いやすくなります。

2012年に新設された「機能強化型在宅支援診療所」

機能強化型在宅療養支援診療所のメリット

・24時間体制で往診や訪問診療を患者様のご自宅で行うことが可能

入院医療とは違い、容体の急変等の緊急時に在宅医療ではすぐに対応することが難しく、患者様やそのご家族には不安が残ります。

強化型在宅療養支援診療所では24時間体制で往診や訪問診療を行うことが可能なため、緊急時には早急に医師が訪問することができ、必要な医療を十分に受けられるという点。

・常勤医師が多く、それにより万全な体制をとることが可能

在宅療養支援診療所の基準に常勤医師が3名以上というものがあるので

万が一多くの患者様が一度に医師の往診を要請した場合であっても、万全な体制で対応することが可能。

・緊急時には入院医療を受けられる病床がある

容態が悪化した場合に機能強化型在宅療養支援診療所では、早急に入院できる病床が確保されているので、緊急時にもすぐに対応して入院することができます。

このように機能強化型在宅療養支援診療所では、在宅医療を受ける患者様にとって最適な支援を行えるように環境が整えられています。

機能強化型在宅療養支援診療所のメリット




いかがでしたでしょうか?
今回は「在宅療養支援診療所とは?単独型、連携型って?」について、ご説明させていただきました。お近くの在宅医療対応の医療機関はコチラから検索可能です。
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